県選出国会議員へ要請 —「農業構造転換集中対策」「野生鳥獣被害対策」—
県農協農政対策委員会とJA青森中央会は11月11日、東京都千代田区で県選出国会議員との意見交換会を開いた。①農業構造転換集中対策の具体化 ②野生鳥獣被害対策の強化について、国への働きかけを強めるよう要請した。
衆院議員の江渡聡徳、神田潤一、升田世喜男、岡田華子の4氏と、参院議員の田名部匡代、福士珠美の2氏が出席。乙部輝雄委員長(青森中央会長)が要請書を手渡した。県内JAの組合長ら10人も同席した。
意見交換では、熊やイノシシなどによる農作物の被害、農業施設の老朽化など地域農業が抱える課題や現状を訴える声が挙がった。
乙部委員長は「食料安全保障の確保や共同利用施設の再編集約・合理化への支援などを重点要請している。本県農業を前に進めるため、実現をお願いしたい」と述べた。


意見交換会する組合長ら
江渡聡徳衆議院議員に要請を手渡す乙部委員長(右)

