2016年11月9日(水)-201日目
稲を刈り取ったあとに室内で乾燥させ、9日たちました。
今日は
①穂からもみを外す「脱穀(だっこく)」
②もみ殻(がら)を外して玄米にする「もみすり」
③玄米(げんまい)を白米(はくまい)にする「精米(せいまい)」
を行います。
まずは、①の「脱穀」から。
きれいに洗った牛乳パックを用意します。
牛乳パックを使うと、もみが周りに飛び散らないので、便利です。
穂を牛乳パックに入れて・・・
牛乳パックの口をおさえながら、稲を上にひっぱると・・・
きれいに穂からもみをはずすことでができました!
こうして全部の穂を脱穀します。
つぎに②の「もみすり」を行います。
すり鉢(ばち)と、軟式野球のボールを用意します。
すり鉢にもみを入れて、ボールで円を描くようにこすります。
すると、もみ殻が外れて、玄米が出できます。
もみ殻と玄米を分けます。
口で吹くと、軽いもみ殻が飛んで、玄米が残ります。
まだ、もみ殻が外れていないもみがある時は、もう一度もみすりをして、もみ殻と玄米を分ける作業をします。
つぎに③の玄米を白米にする「精米(せいまい)」を行います。
玄米とは、胚芽(はいが)と外皮(がいひ)がついたもの。
白米とは、玄米から胚芽と外皮をのぞいたもの。
玄米は外皮につつまれているため、炊くと白米よりも少しかたい感じがしますが、食物繊維(しょくもつせんい)の量や栄養価(えいようか)は白米よりも上です。
では、玄米をびんに入れて・・・
太めの木の棒でついて、精米します。
棒でつくことで、玄米同士がこすれ、外皮がはがれます。
※家庭用の精米機を使うと、とても便利です。
4時間ほど木の棒でつくと、茶色い粉のようなものが出てきました。
これが糠(外皮)です。
ふるいにかけて、糠(外皮)を落としたら、白くてきれいな白米になりました!(少し胚芽の残っているものもありますが・・・)
これで、精米まで終わりました。
ちなみに、1つのバケツから約1,300粒のお米がとれました。
※左の写真は、バケツ5つ分のお米の写真です。カラスに食べられたので、少なくなってしまいました。残念です。