ＪＡ青森中央会は７月19日、ＪＡつがる弘前管内で県内ＪＡ青年部合同研修会を開いた。県内農産物の情報交換と参加者同士の交流を目的に、県内ＪＡ青年部員と関係者32人が参加し、やさい育苗センターと河東地区りんご施設を視察した。
今年の研修会には、和歌山県のＪＡありだ青年部員と関係者、計９人も参加。県域を越えたＪＡ間の交流となった。
ＪＡありだは日本一の温州ミカン産地。今回はリンゴ生産量日本一の弘前市での研修会への参加を通して、ミカンとは違う農産物のリンゴ栽培の情報収集と他県の部員との交流を通じて新たなネットワークを構築することが狙い。
リンゴのほ場を見学したＪＡありだ青年部金屋支部の岩本諭支部長は「畑の地形や、木の高さなどミカン栽培と違いが多く驚くことばかり。情報を持ち帰り、今後活用していきたい」と話した。
Ｐ＝リンゴ高密植栽培を視察するＪＡありだ青年部員