ＪＡ青森中央会は、県内ＪＡとの合同企画として県立柏木農業高等学校の協力を得て、農作業の働き手（求職者）募集チラシを作成した。２月２９日には、県内３紙の購読者に対し、新聞折り込みで約３８万枚を配布した。

中央会では、共に本県農業を盛り立てていきたいとの思いから、同校に対し「収穫の喜び」や「人と人とのふれあい」をテーマとしたイラストの原画作成を依頼。応募のあった７作品の中から、生活科学科２年の齋藤未羽さんの作品「人が大切に作り上げることでうまれる楽しさ」を採用した。

今回の取り組みでは、幅広い年齢層に対し農作業のお手伝いさんを募ることで、人手の欲しい農家と求職者とのマッチング率を高めていくのが狙い。具体的には、チラシに掲載した２次元コード（ＱＲコード）から「青森県農業労働力求人マッチングサイト『あおもりの農作業の上手い人たち』」にアクセスし、求職の申し込みを行う。

募集チラシにイラストが採用された齋藤さんは、「『野菜の苗を両手でにぎる手』に、大切に農作物などを育ててほしいことと、収穫した時の喜びの思いを込めて描いた。農業高校の生徒として、農家の人々の助けになれてうれしい」と話した。

中央会農業支援課の長尾和朋担当は「将来を担う高校生の方と一緒に本県農業について考える機会になり、うれしい。今後も農業労働力確保へ向け取り組んでいきたい」と話した。

●本件に関するお問い合わせ先
JA青森中央会　農業対策部　農業支援課
　電話：０１７－７２９－８７６２

●求職の申し込みはこちらをクリック　→　「あおもりの農作業の上手い人たち」