
第49回青森県JA青年大会(11/29)
県農協青年部協議会は11日29日、青森市の県農協会館で第49回青森県JA青年大会を開き、約70人が参加した。
JA青年の主張発表ではJAおいらせ青年部の佐々木尚史さん、JA青年組織活動実績発表ではJAつがるにしきた青年部の工藤康記さんが最優秀賞に輝いた。2人は1月14、15日、北海道での東北・北海道ブロックJA青年大会に県代表として出場する。
佐々木さんは、持続可能な農業の取組みとして「5畝休む余裕を持ってみませんか」と発表。心も体も限界まで追い込む働き方ではなく、たかが5畝、されど5畝という余裕が自分も家族も大事にすることにつながると述べた。
工藤さんは、消費者と生産者それぞれの理想的なコメの価格のギャップの調査内容を発表。青年部が出店したイベントでアンケート調査を行い、その結果から、消費者に生産コストを正しく理解してもらうことでギャップ解消の可能性があると述べた。優秀賞は次のとおり。
▽JA青年の主張発表=樋口成紀さん(JAごしょつがる青年部)
▽JA青年組織活動実績発表=千葉滉成さん(JA十和田おいらせ青年部)
同大会では全青協主催の「2024年度手づくり看板コンクール」「PR動画コンクール」の表彰も行った。入賞作品は次のとおりで、全青協の同コンクールに推薦する。
◇手作り看板コンクール
▽最優秀賞=JA十和田おいらせ青年部三本木支部
▽優秀賞=津軽みらい農協常盤地区青年部
▽優良賞=JA十和田おいらせ青年部七戸支部
◇PR動画コンクール
▽最優秀賞=JAつがる弘前青年部
P=最優秀賞の佐々木さん(左)と工藤さん