ＪＡ青森中央会は６月16日、ＷＥＢ会議で、国連が掲げるＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）の研修会をＪＡ役職員向けに開き、30人が参加した。（一社）日本協同組合連携機構の文珠正也連携推進マネージャーが講師を務め、ＳＤＧｓの17の目標やＪＡに求められる取組み事例について、参加者と共有した。
文珠氏は、ＳＤＧｓが目指していることは、続かない（持続不能の）社会・経済・環境を続く（持続可能な）社会・経済・環境へと変革することとした上で、ＪＡに期待されていることは、ＪＡ綱領に書かれていることそのものであり、ＳＤＧｓの利害関係者であることを認識し、様々な組織・団体等と連携・連帯することの重要性を強調した。また、2030年の未来から、現状を考える「バックキャスティング思考」を提示し、リスクをチャンスに転換する事例を紹介した。