ＪＡ青森中央会は11月16日、六戸町と三沢市でプレス（取材）ツアーを実施し、報道関係者８人が参加した。農業とＪＡへの理解・関心を深めるのが狙い。参加者は今年の４月に稼働が始まった六戸町のナガイモ・ニンニクＣＡ冷蔵貯蔵施設を見学。ナガイモは、痛みをさらに少なくし、長期保管が可能となり、ニンニクは乾燥から冷蔵保管まで、生産者の省力化ができると説明を受けた。
三沢市のナガイモ洗浄選果場では、レーンに並ぶナガイモが人の手と機械で、箱詰めされる過程を視察。その他ゴボウ・ニンジンの施設を視察した。参加者は「三八地区付近で勤務していたことがあるが、ＪＡの施設をしっかりと見学をするのは初めて」このようなハイテクな機械設備があるとは知らなかった」などと感想を述べた。ＪＡの沖澤繁弥組合長は「今年完成したナガイモ・ニンニクＣＡ冷蔵貯蔵施設は、当ＪＡで最も新しい施設。生産者の所得向上に繋がることを期待し、建設した。今回の視察で農業・ＪＡの理解を深めていただきたい」と参加者にＰＲした。