ＪＡ青森中央会の雪田徹会長とＪＡバンク青森の桐原豊彦支店長が３月11日、青森市の県教育委員会を訪れ、小学校５年生向け令和６年度版の教材本を寄贈した。
教材本は県内の農林水産団体等が食農教育用に編集・発行する「いのちはぐくむあおもりの農林水産業」とＪＡバンク発行の「農業とわたしたちのくらし」の２種類。３月中に県内の小学校と特別支援学校260校へそれぞれ約9,000部配布する。「いのちはぐくむあおもりの農林水産業」の教師用には、教材本に対する意見や要望を集約し、令和７年度版以降の編集作業等の参考とするため、アンケートのＱＲコードを記載した。
雪田会長は「青森県の将来を担う子供たちに、本県の基幹産業である農林水産業への理解促進、「いのち」の大切さ、「食料」の重要性を考えていただく教材としてご活用いただきたい」と願いを述べた。教材本を受け取った県教育委員会の嵯峨弘章学校教育課長は「いただいた教材を各学校において積極的に有効に活用してまいります」とお礼を述べた。
教材本の贈呈は、ＪＡ青森中央会は1992年度から、ＪＡバンク青森は2008年度から行っている。

Ｐ＝雪田会長㊨と桐原支店長㊧から教材本の贈呈を受けた嵯峨学校教育課長