県農協青年部協議会は１月31日、青森市の県農協会館で「県農協青年部による将来を見据えた政策提言プロジェクト」を開き、県内青年部役員７人が参加した。
このプロジェクトは将来、地域の中核を担う農協青年部員が食と農についての必要な課題を整理し、解決策を検討、そして自らが行動する仕組みを構築することが目的。
酪農学園大学農食環境学群循環農学類の正木卓准教授を招き、第１回目の今回は地域農業の課題と目標とすべき将来像について議論が交わされた。
参加者からは、農地の集約や流動化・地域を担う人材確保に対する課題や深刻化する鳥獣害対策、地方行政（県や市町村）との連携など幅広く意見が出された。
第２回目は今回出された課題への解決方法や将来像を実現するための必要なツールについてグループワークを行うこととしている。

Ｐ＝課題を出し合う青年部役員ら