ＪＡ青森中央会と青森県農協農政対策委員会は５月１２日、衆参議員会館で県選出国会議員７人に対して食料安全保障の強化に係る要請を行った。
　要請内容は、①将来にわたる食料の安定供給を確保するため、食料・農業・農村基本政策の検証・見直しを含めた、食料安全保障の強化にかかる基本政策の確立②「みどりの食料システム戦略」「人・農地プラン」の活用した、地域の話し合いによる将来を見据えた活力ある産地づくりの推進③農畜産物各品目で抱える課題解決のため、農業予算の増額や支援策の拡充ーなど３項目。
　①については、深刻化するウクライナ情勢、世界的な食料や資源競争の激化による生産資材や原油価格の高騰により、食料安定生産のリスクが現実化しつつあることから、特に強く要求した。