ＪＡ青森中央会は12月15日、青森市の県農協会館で、2023年度次世代リーダー育成研修会の修了レポート発表会を開いた。県内７ＪＡから約20人が参加し、発表者７人のうち、見事、ＪＡつがる弘前指導部農業振興課の鶴巻順子副調査役が最優秀賞に輝いた。
鶴巻副調査役は「地域活性化のために～集落営農で拓く未来～」と題して、現状把握から課題を抽出しその課題をそれぞれ分析。その課題解決に向け、「集約化」、「サステナブル農業」などの戦略を提案し、解決することでＪＡが地域と農業のかけはしとしての役割を果たしていきたいと発表した。
同研修会は、ＪＡ全体の経営や戦略などについて企画から実行までをマネジメントできる人材育成を狙いとして東北６県中央会主催で実施しており、2009年度から開始し今年で14年目となる。研修最終日の今日は、受講者全員が、研修で得た知識を自ＪＡの所属部門にあてはめ戦略課題・改革提案をテーマとする修了レポートを作成し、プレゼンテーションを行った。
最優秀賞に輝いた鶴巻副調査役は、県代表として２月15日に開かれる全国発表会に出場する。
また優秀賞にはＪＡ八戸金融部金融課の上山美加子調査役、ＪＡ十和田おいらせ総務部企画広報課の縄田尚伸係長、ＪＡ津軽みらい石川基幹グリーンセンターの古川純司主任が受賞した。

Ｐ＝最優秀賞に輝いた鶴巻副調査役（右から２番目）